秋から冬にかけては、肌が最もクスミがちになる季節。
夏の日焼けや疲れ、空気の乾燥、血行不良による古い角質の蓄積など、様々な要因が重なり、クスミが生じやすくなります。
いつまでも明るく透明感のある美肌を保つために、クスミの正体を知りその予防に努めましょう。
自覚しにくい「クスミ」原因は様々
クスミには医学的な定義はありませんが、肌の透明感や潤いが失われ、顔全体がどんよりと暗い印象になることをいいます。
厄介なことに、シミやニキビなどのようにはっきりと目に見える肌トラブルとは違い、自分ではなかなか自覚しにくいもの。
例えば「なんとなく疲れた顔をしているね」などと、人に心配されて気づくことも多いようです。
クスミの原因とケア方法
その1 血行不良
血液には肌を育む栄養や新鮮な酸素を運ぶ役目があり、血流のよい肌はやや赤みを帯びてほのかなバラ色に見えます。
それに対し血行の悪い肌は黒ずんでツヤがなく、目の下にクマができることもあります。
特にこれからの季節は、気圧や気温が低下するため、体が冷えたり、血流の流れも滞りがちになり、クスミが生じやすくなります。
ゆっくり入浴をして肌の血行と代謝を促しましょう。またお風呂上がりにはマッサージと保湿をしっかり行い、質のいい十分な睡眠を取ることも心がけましょう。
その2 メラニンの蓄積
紫外線を浴びた肌は、表皮の基底層にあるメラノサイトを活発化させ、メラニン色素を作り出します。
秋の肌は、夏の紫外線の影響でメラニン色素が蓄積されており、何もケアをしないでいると黒っぽくくすんだ顔色になってしまいます。
この時期は特にしっかりとお手入れを行い、クスミの原因になるメラニンが表皮に残らないように、ターンオーバー(新陳代謝)を促してあげることが大切です。
その3 乾燥によるキメの乱れ
肌表面の角層は、常に水分を15~20%を保持しているのがベストコンディション。
しかし、肌乾燥が進むと、皮膚のターンオーバーが正常に行われず、古い角質が肌表面にたまり、かさついた肌は光の透過が悪いため透明感が低下します。
肌乾燥は、冬の冷たい空気、暖房器具を多用する室内環境のほか、洗顔でのこすりすぎなどによっても起こります。
優しく洗顔した後はタオルで顔をゴシゴシこすらず、水分を吸い取るように押し当ててふきます。
その後は化粧水と美容液でたっぷり保湿を行いましょう。
また乾燥が激しい冬は、加湿器を使ったり、まめな水分補給も忘れないように。
その4 毛穴の開きやたるみ
皮膚の毛穴が開いたりたるんだりして、そこに皮脂や化粧汚れが溜まることで、特に小鼻の横が黒ずんだり、ほおや額などが部分的にくすんできます。
これは、皮脂の分泌が多く、ニキビ跡が気になる人などにも起こりやすいクスミです。
毛穴が気になる部分はコンディショナーでのお手入れをていねいに行い、お手入れ後は冷たいタオルを当てて毛穴を引き締めるようにしましょう。
その5 ストレス、喫煙、不規則な生活習慣
肌は日常生活を映す鏡ともいわれます。
代謝を低下させる寝不足や栄養バランスの乱れ、血流を悪化させる喫煙などの生活週間が、実は直接的な原因になっている場合もあります。
また心と肌は驚くほど密接な関係にあるので、肌のクスミがなかなか改善しない場合は、最近ストレスを感じやすくなっていないかなど、自分自身を見つめ直してみましょう。
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